ケツパッドをスノーボード初心者にオススメする3つの理由(安いのでもOK!)

スノーボード用ヒップパッド レジャー

2月に入り、いよいよ寒くなってきました。
そう、スキー・スノーボードのベストシーズン!!

誰かに誘われたりして、スノーボードを始めてみよう、なんて方も多いのではないでしょうか?
前回の記事ではゴーグル前々回の記事ではグローブについて書きましたが、今回はケツパッド(ヒップパッド/ヒッププロテクター)についてです。

初心者の方には、安物でもいいからとりあえず買っておくのをオススメします!
理由とあわせて、実際に購入したケツパッドも紹介してみます。

グッズを探している方は、併せて以下の記事も参考になるかもしれません。

誘われてスキー・スノーボードに初めて行く人におすすめなお安いゴーグル
スキー・スノーボードに初めて行くとき、道具をそろえるのに困ったりしませんか? 今回は安くてそれなりに使えるゴーグルについて書いてみます。 価格帯は3,000円前後をターゲットにしています。
たまにしかスキー・スノーボード行かない人におすすめなお安いグローブ
スキー・スノボーなどウィンタースポーツの季節。 初心者の場合、ウェアなどはレンタルするにしても、グローブなどの小物は自分で用意するのが大半です。 最近、わりと安いグローブを買ったんですが、初心者の人にもオススメできそうだったので紹介します。

買うべき理由その1:コケても痛みがマシなので、転倒を恐れなくなる

理由といえばまずはこれですね。
そもそもそのためのものといっても過言ではないですし。

初心者だと、やっぱり慣れた人より転倒することが圧倒的に多いんですね。
で、最初のうちだとやっぱり一番多いのはお尻から転倒すること。
その際にケツパッドがあれば、多少なりとも痛みを緩和してくれます。

スノーボードのウェアって、普通の服と比べれば多少は厚みがありますが、やっぱりちゃんとしたクッションがあるのと無いのとでは差があります。
転倒したときに痛いと、コケるのを恐れてスノーボードの練習も腰が引けたりしがちです。
ケツパッドがあると、極端な話、転倒した際に雪面との間に座布団があるようなものなので、痛みは多少マシになり、「まぁちょっとぐらいならコケても大丈夫」という気になるかと思います。

買うべき理由その2:座っている間の冷たさが緩和できる

慣れないうちは、スノボーの板を装着したりするのにも時間がかかります。
他にも、転倒して起き上がるまでの間や、滑り方の先生役になってくれる人の説明を聞いている間など、雪面に座っている時間が以外と長いです。
ちゃんと防水の利いたウェアであれば水がしみこむまではならないかもしれませんが、ずっと雪面に座っているとじんわりと冷たいのが伝わってきてしまいます。

このときにも、ケツパッドのクッションがあると多少は冷たさがマシになり、落ち着いてボードを装着したり、滑り方を教えてくれる説明に耳を傾けやすくなるかと思います。

買うべき理由その3:上達の近道になる

最後の理由は、上記の理由その1、その2の延長にあるものです。
始めたばかりのころって、ぶっちゃけあんまりボード楽しくないかもしれません。
コケるし、コケたら痛いし、あちこち筋肉痛になるし……。

でもでも、コケるのを恐れているとなかなか上達しないんですよ、これが!
スノボー講座ではないので詳しくは触れませんが、滑れるようになるためには、ちゃんと体重をかけることが大切になるんですが、転倒を恐れているとついつい腰が引けて、体重を乗せるべきところにちゃんと乗せられなくなったりします。

何度かコケていく中で、最初はおそらくお尻から落ちるパターンが多いと思うので、痛みがひどいとどんどんコケるのを嫌がるようになってしまうんですよね。
ただ、パッドがあると多少なりとも痛みが緩和できるので、転倒するのをおそれず体重をかけやすくなると思うんです。

また、理由その2に書いた冷たさの緩和も、地味に影響があります。
人間ってそうそう強くは無いので、よっぽどストイックに上達したい思いがないと、ちょっとしたことでイヤになって、「もう寒いから早くかえろうよ~」みたいな気分になります。

ケツパッドがあると、座っている間の冷たさが多少緩和されるので、間接的ではあるんですが長いことスキー場にいるのが辛くなくなるのにつながると思います。
そうすると、あとは体力の続く限り練習に集中できるので、結果として1回スキー場に行った際に身に着けられることが増えると思うんですよね。

「ちょっと飛躍しすぎじゃない?」と言われそうですが、学校とか会社とか行くときに「今日は寒いから家出るのやだなぁ」とか思ったこときっとあるでしょ?
それと同じで、コケて痛かったり座っててお尻が冷たかったりが多少マシなだけでも、モチベーションを維持できるかって意外と変わってくる気がするんですよね。

実際に購入したもの

さて、これまで書いてきたように、個人的には初心者にケツパッドは必須だと思っているので、実際に今年、初心者と一緒にスノボー行くにあたり、適当にケツパッドを見繕ってあげました。

ちゃんとした値段のものを買うほうがクッション性や防水性、防寒性など色々機能は優秀でいいと思うんですが、まず最初は安くてもいいからちゃんと用意しておくことを優先すればいいと思います。

そういう基準で選んだのがこちら。
(2019/11/11追記:同一品は在庫切れになっていたため、類似品の掲載に差し替えました)

値段もお手頃でした。
届いたのがこちら。

スノーボード用ヒップパッド

透明の袋の中に、メッシュの袋入りで入っていました。

スノーボード用ヒップパッド

お尻をついたときに雪面に当たりそうな部分にクッションが付いています。

スノーボード用ヒップパッド

雪質や練習の内容にもよるのでどこまで参考になるかわかりませんが、お尻を打ってもそんなに痛くなかったので役に立ったと思う、との感想でした。

余裕があれば買っておくといいもの

最後に、優先度はケツパッドと比べると落ちると思うので僕は買ってないんですが、備えあれば憂いなし!という性格の方はヒザパッドも買っておくとより安心だと思います。

ほぼ初めての状態でスノーボードに行って、1回でどこまで練習が進むかによりますが、「裏木の葉」とかって呼ばれる練習(斜面の山側を向いて、谷川(進行方向)に対して反対向いて滑り降りることになる)までやるようになれば、膝からコケるケースが増えるので、その場合は膝パッドが役に立つと思います。

 

そんなわけで、スノーボード初心者に向けたケツパッドの必要性について書いてみました。

コメント