11/16,17の土日に、和歌山まで1泊2日でソロツーリングに出かけてきました。
前の記事で書ききれなかったので、ツーリング記録の2つ目です!
Part1の「紅葉時期の和歌山ツーリング1泊2日(高野龍神スカイラインなど)①」では、金剛峯寺のメインともいえる壇上伽藍(だんじょうがらん)を散策したところまででした。
一通り写真撮影を楽しんだあたりで、時刻は11時過ぎあたりになっていました。
奥の院の2キロの道のり
一時はお腹が空いていたものの、ピークを過ぎたのかなにやら落ち着いてしまい、これまで行ったことのなかった奥之院に入ってみることに。
弘法大師が御入定(ごにゅうじょう)、永遠の瞑想(死ぬのではなく、即身仏となること)に入られたという奥之院。
そうした背景もあり、過去の諸大名や企業など、数多くの墓石が立ち並ぶという場所です。
かなり樹齢の高い杉も多く、空気も澄んでいるような気がして、なかなかに雰囲気のある場所でした。
本当に幅広く墓石が並んでいました。
戦争で、日本のために亡くなった方々のお墓もあれば……
戦国武将のお墓もあれば……
色んな企業のお墓もあればと、本当に幅広い墓石が立ち並んでいました。
歴史好きな方は、事前に下調べしてめぐってみると、いろんな偉人のお墓を巡ることができて良いかもしれません。
歴史にそこまで興味ない方でも、歩くのが苦じゃなければ、ゆっくり歩いてるだけでも楽しめるような気がします。
お墓だけではなく、道中にはやはり見頃の紅葉や、水を柄杓(ひしゃく)で手向(たむ)ける水向け地蔵、お茶をいただける頌徳殿(しょうとくでん)など、色々と見どころがありました。
写真が禁止されているエリアなどもあったので、全部は写真撮っていませんが、空気感なども含め、神社仏閣巡りやトレッキングが嫌いじゃない方は、一度行ってみるといいのではないかと思います。
伏見稲荷を思い出す、立里荒神社(たてりこうじんしゃ)
奥之院を堪能した後は、たまたまTwitterで見て気になっていた立里荒神社(たてりこうじんしゃ)に行ってみることにしました。
奥之院から30分くらい走った場所にある、伏見稲荷みたいに鳥居が重なる、独特の雰囲気の神社です。
金剛峯寺のある、高野山の観光エリアから外れていることもあり、観光客も少なく、神秘的な雰囲気が漂っている場所でした。
信仰の篤い地元の方がお参りに来られているようで、お経を唱える声も聞こえていました。
また、わりと標高も高い場所にあるためか、時期や時間によっては雲海も有名な場所のようです。
訪れたのは午後だったので、当然、雲海を拝むことはできませんでした。
それでも、なかなかに見晴らしのいい場所で、空気もきれいでいい雰囲気でした。
ツーリングの定番?ごまさんスカイタワーへ
立里荒神社(たてりこうじんしゃ)を後にし、高野龍神スカイラインを走ってごまさんスカイタワーを目指します。
……といいつつ、さすがにお腹が減っていたので途中で腹ごしらえ。
天体観測で有名らしい、鶴姫公園にある、ずばりそのままの「鶴姫(ツルヒメ)」というお店に。
特に事前に調べていたわけではなく、朝それなりに早い時間に朝食を食べてから、14時あたりまでほぼ何も食べておらず、お腹が空きすぎたので目に留まったお店にふらっと吸い込まれました。
時間の都合か、そもそもそういうお店なのか、食べるものはお弁当オンリーでした。
少し残念に感じつつも、お店を探しなおす元気もなく、そのままいただくことに。
ごはんだけ温かくして提供していただけました。
お弁当なので、温かいお料理ではないのですが、一品一品はどれも優しい味付けでおいしかったです。
お腹も膨れたので、改めてツーリングを楽しみます。
気温は低かったですが、景色もよく走りやすい道が続くので、高野龍神スカイラインがツーリングで有名なのも無理はないな、なんてことを思いながら、気持ちよく走っていました。
そして高野龍神スカイラインといえば、もう一つ定番のスポットがあります。
関西でバイクを楽しむツーリング好きの方なら、かなり多くの方が知っているスポット、「ごまさんスカイタワー」です。
マスツーリングとかされる方だと、高野龍神スカイライン自体は各自のペースで走ることにして、ごまさんスカイタワーで再集合、とかそんな使い方をされるケースも多いようですね。
(僕は今回ソロツーなので集合とか関係ないですが。笑)
この日も、天気が良かったので数多くのバイクが駐車場に停まっていました。
ごまさんスカイタワーは、名前の通りタワーがあって、上がると展望エリアから景色を楽しむことができるのですが、駐車場から眺めるだけでも満足したので、以前に来たこともあるため今回はタワーはスルーしました。笑
(下の写真は山側ですが、タワーに上ると谷川や尾根とかもよく見えたはず)
休憩がてら、ぷらっとお土産コーナーなどを物色していると、何やら有名な駄菓子のパクr……オマージュ作品が。。。
少し食べてみたい気もしつつ、パッと見は何本かまとめてしか売ってなさそうだったので、嵩張るためにこちらもスルー。
まだ15時かそこらでしたが、山道走っている間に日が暮れるのもイヤだったので、たいして滞在することもなく出発することにしました。
寄り道しつつ、ラーメン食べつつ宿探し
そうしてしばらく走っていくと、「道の駅龍神」が目に入ったので何となく立ち寄ってみることに。
日暮れまでに街中に出られればいいだけなので、そこまで急ぐわけでもなく、気ままに動ける一人旅&バイクの利点を活かして(というほど大層なものではないけど)、その時々で気の向くままに……。
道の駅自体の写真は撮り忘れていたんですが、「道の駅龍神」に立ち寄った何よりの理由は、ふと目に入った吊り橋が気になったからでした。
後から調べてみると、対岸にある皆瀬神社(かいせじんじゃ)ってところにつながる、観光用に作られた木とロープの吊り橋とのこと。
行った際には神社の存在を知らなかったので、ただ渡っただけで引き返したんですが、一人で歩くだけでもなかなかに揺れており、なんというか吊り橋感あふれる吊り橋でした。
吊り橋から見た道の駅の建物付近も、紅葉でなかなか綺麗だったのが印象的です。
そんなこんなで、ほとんど景色を楽しむだけ楽しんで、こちらも割とすぐに出発しました。
とりあえず田辺市に向かっていき、宿を探す調べものの時間も兼ねて、温かいものを食べたくなりふとラーメン屋に立ち寄りました。
和歌山を中心にチェーン展開されているらしい、「ら~めん幕末」さん。
せっかくの和歌山なので、和歌山ラーメンを注文。
おいしかったんですが、京都ラーメンに毒された自分は、やっぱり背脂醤油系が好きなことを実感……。
食べつつスマホで調べつつ、白浜でお安いお宿を見つけ、この日は白浜をゴールとすることにしました。
宿は、主に海水浴などを楽しむ方をターゲットとしているように見受けられる、白浜にある「民宿かつ家」さん。
(写真は翌朝に撮影したものです)
この日は素泊まり3,500円で、小さいながらも温泉を引いたお風呂にも入れて、下手にビジネスホテルやネットカフェで過ごすより、個人的にはゆっくり休める環境でした。
オーナーさん?と思われる、対応してくださった男性の方も、丁寧に対応してくださいました。
一杯やりつつ翌日の計画を考えて……
ひとまず宿に落ち着いて荷ほどきなどをしつつ、まだ時間も早かったので、少しだけ街を歩いてみることに。
ラーメンでほどほどにはお腹も膨れていたので、軽く一杯だけ飲んでみようと適当に居酒屋に入り、瓶ビール一杯とおつまみ程度に刺身などをいただきました。
旅先だと、カウンターに座るとお店の方と話したりすることもあるんですが、この日は、地元のお客さんが多く、夫婦で来られているお客さん何組かを交えて交流されていたりとローカル感が強く、チキンっぷりを発揮して話しかけることもなくあっさりと店を後にしました。
帰りに、スーパーで軽く買い出しし、ふろ上がりの一杯を確保。
お風呂でサッパリした後、宿でも軽く飲みつつ翌日の予定を立て、23時過ぎには就寝しました。
……と、またもや長くなってきたので、今回はこのあたりで。
次の投稿で、和歌山ツーリングの記事はラストの予定です!
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