Canon EOS 80Dの手持ち夜景モードでの写真撮影がわりと使える

神戸モザイクの夜景 カメラ・写真

写真撮影の中でも、夜景ってわりと難しい部類ですよね?
手ぶれもするし、色合いも思ったイメージにならないし。

設定次第でがんばれないこともないですが、手っ取り早くそれらしい写真を撮りたい場合、Canon EOS 80Dならシーン撮影の手持ち夜景モードが意外と使えたので紹介してみます。

パパっと夜景撮影しようと思うと意外と大変!

最近のスマートフォンのカメラってかなり優秀なので、大抵のものなら特に設定とかいじらなくてもかなり綺麗に撮影できます。
でも、夜景の撮影って難しいですよね?

一番の問題が手ぶれ。暗いとどうしてもシャッタースピードが遅くなり、手ぶれが発生しやすくなります。
スマホ、デジカメ問わず最近のカメラだと、手ぶれ補正が付いていたりしますが、それでもやっぱりどこかに固定しないことにはついつい手ぶれしがちです。

それはデジタル一眼でも例外ではなく、やはり油断しているとすぐに手ぶれしてしまいます。
綺麗に撮影しようとすると、三脚を使ったり、シャッタースピードやISO感度など色々設定を駆使して調整してあげる必要があります。

ただ、本腰を入れて撮影するつもりで臨むならいいですが、みんなと一緒に観光しているときだったりすると、なかなか時間をかけて設定を試行錯誤しているヒマはありません。
ましてや三脚立ててセッティングまでとてもとても……。
でも、目の前に綺麗な夜景があってカメラを持っているなら、せっかくなんでなるべく綺麗に撮影しておきたいですよね?

……と思って愛機のEOS 80Dを見てみると、かんたん撮影ゾーンに「シーン(SCN)」というものがあり、そこに手持ち撮影のモードがあったので試してみることにしました。

Canon EOS 80Dに関しては別の記事で紹介しています。

機材紹介 - Canonの中級デジタル一眼レフ EOS 80D EF-S18-135 IS USM
ブログに掲載している写真の撮影にも使用している、僕のメインカメラCanon EOS 80Dについて紹介してみます。 発売からある程度経ちましたが、中級デジイチとして僕には必要十分なスペックを誇る愛機です!

「シーン(SCN)」の手持ち夜景モード

Canon EOS 80Dは中級機ですが、そのなかでも比較的入門用な部類です。
そのため、「かんたん撮影ゾーン」と呼ばれる、カメラ任せで撮影できる撮影モードもある程度充実しています。
(上級機になると、基本的には自分で設定を意識しながら撮影するためのモードのみになっていきます)

手持ち夜景の撮影モードを使用するには、まずモードダイヤルで「SCN」を選択します。
モードダイヤルでSCNを選択

次に、液晶画面を見ながら、「手持ち夜景」の撮影モードを選択します。

以上で手持ち夜景モードを指定することができました。

何も考えずにシャッターを押すだけで、それなりに綺麗な写真が撮影できる

撮影した写真は以下のような感じです。

ポートタワー

ポートタワーの写真

ポートタワーのアップ

神戸大橋の夜景

神戸大橋の夜景2

神戸モザイクの夜景

神戸モザイクの夜景2

いずれも神戸のメリケンパークで撮影した写真です。
余談ですが、神戸は日本新三大夜景にも選ばれた夜景スポットです。
僕が今回紹介した写真を撮影したときにも、とても寒い日でしたが何人かの方が三脚を立てて本格的に撮影されていました。

撮影した写真を見ていただくと、ほとんど何も考えずにシャッター押しただけの写真としてはそれなりに綺麗と思っていただけるのではないでしょうか。
もちろん、ある程度の腕をお持ちの方からするとたいしたことないとは思いますが……。

本格的に撮影する時間はないけれど、そのときの感動や、どんな場所に行ったかを写真に残しておきたい、といった場合には十分使えるのではないでしょうか。

少しでもきれいに撮影するために

以下、参考までに手持ち夜景で少しでも手ぶれを抑え、より綺麗に撮影するためのちょっとしたコツを紹介しておきます。
とりたてて新しい話でもないので、「そんなの知ってるよ!!」と言われてしまうかもしれませんが。笑

しっかり構えて撮影する

今回詳細は触れませんが、写真を撮影する上で、ちゃんとカメラを構えることはとても大切です。
脇をしめて、右手をシャッターとグリップに、左手をレンズに構えた上で、液晶ディスプレイではなくファインダーで撮影しましょう。

足はぴったり閉じるのではなく肩幅程度に開くなどして、身体のブレを抑えます。
しっくりする構え方は個人差があるかと思いますが、左足をレンズの向きに合わせて少し前に踏み出してもいいかもしれません。

壁や塀、手すりなどがあれば活用する

撮影する際に、壁があったらそこに寄りかかったり、視線より低い塀や手すりがあればそこにカメラをのせて撮影したりするのもいい手段です。

動かないものにカメラを固定することで、三脚の代わりのような役割を果たしてくれます。

 

以上、手持ち夜景モードについて紹介してみました!

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