愛車のSUZUKI Bandit1200Sのインプレです。
スペックや燃費などもせっかくなので整理してみようと思います。
大型の中では比較的足つきもよく、加速も良くて楽しいバイクです!
2015年の秋に乗り始めましたが、まだまだ乗りこなせたとは言えませんが……。笑
購入の経緯
元々大学の通学に50ccの原付スクーターを使っていて、いつかちゃんとした(?)バイクに乗りたいと思っていました。
そして、学生時代の途中で中型免許を取得し、250ccのバイク「ST250 E Type」を購入しました。
シングルなのでそこまでガッツのある走りをするバイクではありませんでしたが、単発ならではのトコトコ感に、レトロなルックスがとても気に入っていました。
(まだ今も乗っているのですが)
ただ、慣れてくるうちにもう少し馬力のあるバイクが欲しくなってきて、学生の時間があるうちにと、とりあえず大型免許を取得しました。
そして社会人になり、ある程度お金に余裕も出てきたのを機に、思い切って購入を決意しました!
どうせ買うなら、と大型を買うことに。
走るバイクがいい、とは言いつつも、見た目は昔ながらのバイクらしいバイクが好きだったので、選択肢はほぼネイキッド一択でした。
色々調べている中で、大型の中では比較的乗りやすいという評判で、見た目も気に入り、価格もまだ手が届き安かったということで、スズキのBandit(バンディット)1200Sというバイクを選択しました。
SUZUKI Bandit 1200S(GV79A)のスペック
購入したバンディットは、型式「GV79A」という油冷エンジンの最終型でした。
油冷エンジンはその名のとおり、エンジンオイルをオイル貯蔵室やエンジンヘッドからジャバジャバと噴きかけて冷却するという仕組みのエンジンで、とてもトルクフルで楽しいです。
僕が購入したのは油冷の最終なので、万人受けするマイルドな特性にしてあるとのことですが、それでも十分強烈な加速を見せてくれます。
昔の型だと、それこそ強烈なトルクを持っていて、タイヤが温まる前にアクセル回しすぎると、後輪が踊ったりするほどだとか。凄まじいですね。
さて、まずはカタログ上のスペックを紹介します。
- メーカー名:スズキ
- 車種名:バンディット1200S
- 型式:BC-GV79A
- 総排気量:1156 cc
- 乾燥重量:215 kg
- 定地燃費:26.5 km/L ( 60 km走行時)
- 全長×全幅×全高:2130 mm × 790 mm × 1235 mm
- エンジン型式:油冷・4サイクル・4気筒(V719)
- 総排気量:1156 cc
- 圧縮比:9.5
- 内径(ボア):79.0 mm
- 行程(ストローク):59.0 mm
- 燃料供給方式:キャブレター
- キャブレター形式:BSR36
- 点火方式:フルトランジスタ式
- 潤滑方式:ウェットサンプ式
- 始動方式:セルフ式
- エンジンオイル容量:4.6 L
- 燃料タンク容量:20 L
- 最高出力:74 kw (100 ps) / 8500 rpm
- 最大トルク:93 N・m (9.5 kg・m) / 6500 rpm
- 最小回転半径:2.8 m
- フレーム形式:ダブルクレードル
- キャスター:25 度 / 20 分
- トレール:104.0 mm
- タイヤサイズ(前):120/70ZR17M/C(58W)
- タイヤサイズ(後):180/55ZR17M/C(73W)
- ブレーキ(前):油圧式ダブルディスク
- ブレーキ(後):油圧式ディスク
- クラッチ形式:湿式多板ダイヤフラムスプリング
- 変速機形式:常時噛合式5段リターン
- 変速比:1速 2.384、2速 1.631、3速 1.200、4速 0.956、5速 0.833
- 1次減速比:1.565
- 2次減速比:3.000
2007年7月以降は撤廃されたみたいですが、発売当時は1,000cc以上のバイクは100馬力が上限という馬力規制があったのですが、上限ギリギリの100馬力を誇っています。
ぶっちゃけ、公道を走っている限りは十分以上の馬力だと思います。
Bandit 1200S(バンディット 1200S)の燃費は?
カタログ上は燃費26.5km/Lってなっていますが、10年前の大型バイクに燃費を求めてはいけません。笑
普通に乗っていると、そこまでストップ&ゴーの多くない街乗りで15km/Lくらいです。
ツーリングや、飛ばしすぎずに高速を走っていて、うまくいくと20km/Lくらいです。
大型バイクに燃費を求めてはいけませんとか言いましたが、大型としてはまぁ普通の燃費だと思います。
極端にストップ&ゴーが多くない限り、ある程度アクセル回しても大して変わりません。
なぜなら、燃費に影響出るほどブン回したらすぐ免停になってしまいかねないから。笑
1,000cc超えてくると、エンジンのパワーに余裕があるので回してもそんなに影響出ないんでしょうね。
おとなしくなったとはいえ、十分に強烈なトルクと加速!
僕が元々250ccのシングルに乗っていたのも少なからずあるとは思いますが、過去の油冷モデルと比べるとマイルドになったとは言いつつも、十分にパワーがあります。
高回転型ではないですが、回せば素直についてくる扱いやすいエンジンだと思います。
高速道路での加速とか、セカンドで回転数上げるとものの数秒で100kmまで持っていくことができます。
初めてがっつりアクセル開いたとき、加速がすごすぎてバイクだけ吹っ飛んでいくのかと思ったくらいです。笑
積載性はイマイチ……
すみません、写真撮ってないんですが、収納はシート下に少しだけ小物入れがあるくらいでお世辞にも積載性は高いとはいえません。
まぁネイキッドである以上仕方が無い部分もあるのですが、このバンディットはリアサスペンションがモノサス(サスペンションが1つだけ)なのもあって、余計にシート下収納が小さくなっている部分もあるかと思います。
そうそう、僕がこのバイクを買ったのは中古だったのですが、前のオーナーさんがGIVIのリアボックスを付けた状態で売却してくれていたようで、最初からボックスが付いていました。
見た目はスポーティーさが失われるのであまり好きではないのですが、やっぱりとても便利ですね……。
わりと大きめのキャリアだったので、1泊くらいならこれだけで十分収納できます。
現行品だと、以下の製品の組み合わせで似たような構成にできそうですね。
(調べてみるとなかなかのお値段……!前のオーナーさんありがとう!!)
ハーフカウル付きで長距離も楽々
ハーフカウルも付いていて、長距離でも体力の消耗を抑えることができます。
特に、僕が購入した時にはこちらも前のオーナーさんの手によって、純正よりもサイズの大きいシールドに交換されていたので、余計に防風効果が高くなっていました。
元が250ccのシングルからバイクデビューしていて、そちらがカウルも何もないバイクで風をモロに受けていたので、比べると断然楽です。
エンジンのパワーに余裕があることもあり、スピード出していてもそんな感じがしないので、今でも油断するとすぐスピードオーバーしそうになります……。
ほどよくスポーティーで鮮やかな青が綺麗
もう完全に個人的な趣味ですが、バイクといえばネイキッドが好きなんですよね。
見た目だけでいうとアメリカンとかも好みなんですが、ある程度は寝かしたりもできるほうが楽しいので、走りと見た目の趣味を両方取るともうネイキッド一択!
エンジン見えてるのがウキウキするんです!!
そしてこのバンディット、綺麗な青で写真にも映えてお気に入りです!
バイクの話から逸脱しますが、モノクロ写真にしてもなかなかカッコよくないですか?
というわけで、SUZUKI Bandit1200Sの紹介でした♪
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